ハンドメイド作品の価格の決め方|原価・手数料・利益から逆算する
ハンドメイドの価格を「なんとなく」で決めると、売れているのにお金が残らない状態になりがちです。ここでは、手元に残したい利益から逆算して価格を決める手順を紹介します。
ステップ1:1個あたりの原価を出す
原価は、材料費・梱包資材・(あれば)外注費の合計です。材料の端材やロスも含めます。計算の仕方は材料費の原価計算で詳しく説明しています。
ステップ2:手数料を見込む
販売サービスの手数料は、「何に対して」かかるかが重要です。商品代金だけでなく送料にもかかるサービスがあります。仕組みは手数料は何にかかるのかを参照してください。
ステップ3:欲しい利益を決める
1個あたりの利益に加え、制作にかかった時間も考えます。時給に換算する考え方は利益が出ているかの確認で扱います。
ステップ4:逆算する
手数料率を r、固定の手数料を f、送料を手数料の対象に含む場合の式は次のとおりです。
販売価格 = (希望利益 + 材料費 + 梱包費 + f) ÷ (1 − r) − 送料
計算例
- 希望利益 1,000円、材料費 800円、梱包費 300円
- 手数料率 6.6%、固定 40円、送料 500円(送料も対象)
(1,000 + 800 + 300 + 40) ÷ (1 − 0.066) − 500 = 約 1,792円。この価格で、手数料を引いた後の利益が約1,000円になります。
数字を入れ替えて試したい方は、利益計算ツールの「希望利益から販売価格を逆算」をお使いください。
価格を決めるときの注意
- 手数料率は改定されます。必ず各サービスの公式情報で確認してください。
- 安く売りすぎると、後から値上げしにくくなります。最初から利益の出る価格にしましょう。